2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今年の東京大学,京都大学の入試問題

季節ネタということで,幾つかQEしてみましょう. 京大5番.これは3変数関数の値域そのままです. 以下東大. 後半もQEするなら次の様になります. 次も定義のままです. これもQE向きです. 以上Mathematicaでした.

起動オプション

今回は標準出力なども参照するので,端末内でReduceを実行します.そのための起動オプションは-w,更に-bを付けるとフォントがシステムカラーになります.それではQEPCAD Bの実力拝見と意気込み,前回同様rlqepcadを用いて のように変数の個数を増やしてみる…

同じ式を

rlqeで評価すると となり,その差は歴然です.

使い方その4

QEPCAD Bには複数の入力方法があります.今回は最も実用性の高いと思われるReduce上からの使い方をお話しましょう. このブログでもReduceの1階述語論理パッケージであるRedLogについては一通りのことは書きましたが,RedLogにはマニュアルに記されていない…

使い方その3

QEPCAD Bには複数の入力方法があります.今回は様々なCASへのインターフェイスの実装を特徴とするSAGE( SageMath - Open-Source Mathematical Software System )上でのQEPCAD Bの使い方をお話しましょう. まず,KNOPPIX/mathの画面左下にあるメニューから…

使い方その2

QEPCAD Bには複数の入力方法があります.今回はバッチモードの使い方をお話しましょう.と言っても一般的なバッチ処理ですから,対話モードでの入力を予め書き込んだファイルを読み込ませるだけです. 具体的には,まず端末より leafpad input と入力,エン…

使い方その1

QEPCAD Bには複数の入力方法があります.今回は(やや大変ですが)対話モードの使い方をお話しましょう.例として,xy平面上の曲線x^2+y^2=1と直線ax+by=1とに共有点が存在するという条件を処理します. まず前回のように端末より qepcad と入力,エンターキ…

ここからは

KNOPPIX/Math上での作業となります.このブログもKNOPPIX/Math上から閲覧してください. 具体的にはKNOPPIX/Mathの画面左下に並んでいる小さなアイコンのうち,地球の形のアイコンをシングルクリックすると Iceweasel というブラウザが起動しますので,その…

QEPCAD Bは

unix上のプログラムなのでWindows上では例えばvmware上でlinuxを走らせてそこへインストールするわけですが,今回はとくに数学ソフトが多数入ったKNOPPIX/Math( http://www.knoppix-math.org/wiki/index.php?KNOPPIX%2FMath )というlinuxを利用します.こ…