東ロボくんのこと(11)「定値関数」の特徴付け

(1)値域がシングルトンになる ∃c(∃x(x∈D→f(x)=c))

(2)ある関数値と任意の関数値が等しい ∃x(x∈D∧∀y(y∈D→f(x)=f(y)))

(3)任意の2つの関数値が等しい ∀x(∀y(x∈D∧y∈D→f(x)=f(y)))

特に値域が全順序集合の場合,その

(4)最大元と最小元とが等しい

(5)下界かつ上界となる元がある

特にRの区間で定義された実数値可微分関数の場合

(6)導関数が定数関数0になる

更に導関数が連続関数の場合

(7)「ある関数値との差」または「導関数」の絶対値または平方の定義域上での定積分が0になる

といったものがあります.