Isabelle/Isar(その13)

 また,1と名付けた事実の参照は,usingを用いて

  show "a 0 = 2 ^ 0 - 1"
    using 1 by simp

更にstaementの前に,fromを用いて

  from 1 show "a 0 = 2 ^ 0 - 1"
    by simp

とすることもできます.仮定に限らず一般の定理の参照も同様ですが,from,usingでは変数のタイプのマッチングを行わないので,参照はその証明内の事実に留めた方が無難です.

 なお,この例では仮定に1,2と明示的に名前を打ちましたが,システム内部で既に仮定全体にはassmsという名前が与えられていますので,例えば

  from assms(1) show "a 0 = 2 ^ 0 - 1"
    by simp

とすれば,命名は不要です.