RedLogでは

これまで述べた以外に,ユーザーが関数を書く際に便利な道具も用意されており,例えば

f:=ex(b,all({x,y},x^2+a*x*y+y^2=1 impl x^2+y^2<=b)$

に含まれる自由変数と束縛変数,原始論理式,項のリスト,および,fの構造は

rlvarl(f);

{{a},{b,x,y}}

rlatl(f);

{a*x*y + x**2 + y**2 - 1 = 0,b - x**2 - y**2 >= 0}

rlterml(f);

{a*x*y + x**2 + y**2 - 1,b - x**2 - y**2}

rlstruct(f);

{v1 = 0 impl v2 >= 0,{v1 = a*x*y + x**2 + y**2 - 1,v2 = b - x**2 - y**2}}

のように得ることができ,forループでよく用いるmkidに類似したmkand,mkor,ビルトイン関数sub,part,lengthの論理式への拡張など,他のQEシステムには見られない柔軟性も特徴の一つになっています.